工藤伸一の小説 |
宮廷厠番クドイッチ |
【第1稿】 2002/10/26〜(未完につき執筆継続中) 【最終更新日】 2003/02/19 |
第1話 |
某2ちゃんねらー名無し氏いわく。 「どーでもいいがクドイッチ、これ以降書き込みするならスレを 最初から嫁。今のシーンは魔女の森の中だ」 というわけで。 ガビーン! 「。。。空気どころが話の筋も読めていなかったというわけか」 厠番クドイッチはもはや晩酌のやりすぎで真昼間からラリっている、廃人寸前のしょうもない男だったのです。かつては王の親衛隊の隊長として幾多の戦況のなかで凛々しい活躍ぶりを見せていた勇者だったのですが、愛しい妻に先立たれてからというもの、この有様なのです。それでもクドイッチは自分の至らなさに決して無自覚なだけではありませんでした。 「魔女の森とお城を勘違いするなんて、もはやおいらは生きてる資格もないな」 クドイッチは魔女の森の中をさ迷い歩くうちにだんだん鬱状態になってきて、目の前に生えていた毒のありそうなけばけばしい原色のキノコを、持ち歩いていたウィスキーで、喉に流し込みました。 「亡き妻よ、もうすぐ、会いにいけるからね」 クドイッチは体の力が抜けてその場に倒れ、いつしか意識を失っていました。 「いてててて! 痛えよ! 何だこりゃ!?」 突然の下半身の痛みに驚きながら、クドイッチは飛び起きました。 「どうなってんだこりゃ? 股間が焼けるように痛え!」 状態を確認しようと、パンツを脱ぎました。すると。。。 「!?」 なんとそこには、通常のエレクト時の数十倍はあろうかという大きさに膨れ上がった、触手モンスターさながらのイチモツの姿があったのです。 「。。。さっき食ったのは毒キノコじゃなくて、チンコがでかくなるスーパーキノコだったの か」 とりあえずどうにかクドイッチの股間の痛みはひきました。 しかし依然としてイチモツはでかいままです。パンツを脱いでモロだしになった反動なのか、パンツを脱ぐ前よりはるかに大きくなっていました。 その大きいことといったら、筋肉質のクドイッチの太めの足と殆ど変わらないくらいあるので、まるで足が3本あるかのようです。鋭く天を向いた3本目の足が邪魔をして、再びパンツを履くこともままならない状態なので、クドイッチは自家発電して様子をみることにしました。 発射さえすれば、多分もとに戻るだろうと考えたのです。 そしてイチモツをしごこうと両手で同時にイチモツに触れたクドイッチは、おどろきの声を上げました。 「!? なんてとてつもない固さなんだ! まるで鋼の大砲の如き固さだ!。。。これなら姫の怪力にも耐えられそうだな。後で王子の分も持っていこう。EDで悩んでる王にも喜ばれそうだ。しかしその前に、発射したら元に戻るのかどうか、試しておかなくては」 クドイッチは、亡き妻との懐かしい濡れ場のことを考えながら、イチモツをしごきました。 そして数分後、クドイッチは逝きそうになりました。 「ううっ! 逝く!」 その瞬間、クドイッチのイチモツから大量の液体が弾丸のごとく前方に向けて飛んでいきました。それは目の前に生えていた巨木をなぎ倒し、はるかかなたへと見えなくなるところまで飛んでいったのです。 「。。。すごいなこれは。武器にもなりそうだ」 どうにかイチモツは元に戻りました。クドイッチはパンツを履き、同じ種類のキノコを何個か見つけて麻袋に入れ、その場を後にしました。 《第2話につづく?》 |
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